谷間だったはず【4/30朝の講義】

5月~6月、IRセミナー月間について
詳細はご案内ページよりご確認ください。

昨日は為替が160円台と賑やかに上がったかと思ったら、急に155円まで下がるし、日経平均先物は一時33870円台まであって、短時間で33200円台まで下がり、また反転して今朝に至っています。介入はあったと思うのですが、31日に判るというから、そのままですよね。為替の方は米国の圧倒的な強さが見えてきたのと、日本の内閣の支持率や財政再建の難しい部分があるし、日本の景気は悪くなってきたということです。1~3月は日本は景気の谷間といっていたのに、いつもまにか「景気は落ち込んでいる」という論者が多くなっています。以前から指摘したように、皆は強いときは今はと思っても、弱くなると何でも悪く見えてくるんですよね。各企業の今期の見通しは重くなっていますし、日本人らしいという気がします。だから、また後に外資に買われはじめたら、日本は褒め言葉の嵐になると思います。

ここワンチャンスあるのは、円安でびびっている人が勘違いして日本株が弱いと思っているからです。介入の噂が流れて円高に向ったときの方が株価は下がりましたよね。決算マニアは今回の半導体が悪いと騒いでいますが、はじめから前期は良くないが今期は変わるという部分と、アップルなどに言えるスマホの回復が鈍いという事。確かに、そうだから半導体全体は良くは無いが、事実としてマイクロソフトもアルファベットも良いのだから、AI関連などの半導体使用量は大きくなっていっています。

だから、勝手にコンセンサスが上がっていたという部分があるし、ここ最近、日経平均採用銘柄に半導体が増えて来て、指数を買うという時点で割高だったとか感じないんですかね。何でも否定する人が出てきたから、今週は逆バリ対応できそうですし、普通に市場は円安でも反応が良いですよね。拙いのは秋口を気にした夏だと自分は思っています。ここはBOX蚊帳や25日移動平均線に歩み寄るかと思いますね。

まあ、景気も日程も谷間だから無理はしませんがね。

3543コメダ、1418インターライフ、8088岩谷産業