決算シーズン到来【1/29朝の講義】
先週末の動きを引きずっていると具合が悪いのですが、今週は主力の決算発表が多く、特に後半は半導体関連とかあるので、上がり過ぎていない方が良いかもしれないとは思います。日経平均は調整が必要な位置と時間でしたが、物色に幅がなく、狭い範囲の集団投資だっただけに、ここは広がって強くというイメージになって欲しいんです。
先日までは騰落レシオが非常に低い形で上がっていった日経平均という事は、先週指摘した対角投資になるべき動きであって、売られ続けた株式の下げ止まりや、需給から売られ続けた企業が反転していくような形が欲しいと思います。その時間に仕手株などが絡んできたら面白くなるんですが、最近、なんでここまで上がるのか判らない株式も増え始めていますよね。兆しと言う事でしょう。
しかし、大型にしても材料株にしても、上がり始めたら異常なくらいの期待感で売りたくなくなる傾向が出始めました。結果売りそびれても半導体のように反転してくるし、新値を取るものも多いです。それを繰り返しながら上がって来たら、「なんか半導体って上がるのかも?」なんて気になって、少し市場に「長く持とう」という感覚が出てくるかもしれないですね。銀行株や好業績の下がった製造業とか。
このシリーズは大型株で想定外の位置まで上がったことが、気分的な期待感を生んで、新NISAから長期的な視線が現れたのかもしれないですね。そうなってきたら半導体は下値を堅めながら決算を待ち、出遅れていた株式や下がっていた好業績株が来たら良いのかと思います。自分は仕手系投資ですが、そういう風に見れば市場は先週末のようにはならないと思えてきます。
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