今日の見方(1月30日)
長い投資が出来そうな地合いですが、日経平均という物を見たときは少し不安なんですよね。だから、乱高下して需給次第となるんです。短期売買が主になってしまって、来年とか先を想像する人がいないんです。そういう市場だから仕方が無いのですが、そういう時の市場は、少し難しいというか、売らないでいる方が買うよりか苦しみます。
儲かった物を売るのは先で上がると判っても、目先の過熱で押し幅を考えるからであり、売ってから後に買うのは、最初買ったところよりも必ず上を買うという事になります。当たり前なんですが、売って元の買値になるという事は成長していないという風に感じるのであって、自分は右肩下がり株に弱いのは、高値から押したときに「同社は底打ちしている」と思い込んで、一回売っても前の安値前に買ってしまう癖があるんです。
だから、昨年の好業績システム系なんてのは理解できなかった企業の一つ。回転効かない銘柄が昨年末からやっと回転効いたんですが、今度は押し目を買おうとしたら下がらないでドンドン上がってしまい、買えない状況になってしまいました。で、新たに仕込み始めたら前の回転効いた物と同じように、良いはずなのに下がってしまいました。また買い下がるという毎年同じような投資。それって笑えますが、本当に自分は効率悪いんですよ。しかし、結果的にですが、現状の資産は最高水準であり、一発の大物食いを狙う人も多いですが、自分は経済と企業数字に合わせた売買でやってきてますが、そこそこ大きな利益があります。
「1年で資金が何十倍になった!」とかあるのでしょうが、自分が今見ている人は「5年で7倍程度」になっています。でも、それが本当に儲かるのは一、二回なんです。他はトントンや塩漬けですが、執拗に買い下がって、丁度、100円台のレオパレスのような買い方でした。特別な情報があるとかではなく、普通に好決算が先で見えるのに今売らなくて良いが、揺れたときに買い下がって大きな損を抱えながら過ぎていくと、ちゃんと評価が始まるのに一年かかって倍になったという事です。
自分は下手だから「打診」してから買う方なので、そのまま上がると沢山持っていないから回転が速いんですよね。しかし、引っかかってしまうと買い下がるから資金の割合%が高くなって、結果的に上がったときに売らないから資産が増えているケースが多いのです。まあ、そういう投資というのが、自分のやり方であり、それぞれ皆さんにも自分の投資スタイルがあるでしょうが、この第3四半期決算発表からは、来期良い物を今から買う時なんです。
そういう運用もあるんです。