今日の見方(1月31日)

昨日、生Liveを会場でしたんですが、なかなか言えないことなど話ししてたら、市場はいまいちだったのもあって4時間ぐらい話しっぱなし。非常にしんどかったというか、いまだに疲れが取れない状況です。生Liveは市場が昨日のようにニュースに鈍感になって来たら、運営がし難くなってしまうので、人の動きの読み方や流れを話すようになります。

そうした中で意外に良く聞いてくれたのは、『損切りが出来ない要因』。損切りってのは現状維持の心理が働くから出てくるのであって、比較論が出来るように自分を修正する必要があります。だから、常に具体的な数字を分析することから、今動く物との比較が大事なんです。だから、逆にデイトレなどで売ってしまう人は先の利益が見えていても、今売ってしまうのであって、だから仕手系は将来が無いから目先投資になるんです。

投資の根本を自分で考えていかないと、死んだ株券が多くなります。自分の持ち株が収益や今後の時代の動きからどのくらいの価値があると考えることから、持つ・持たないがはっきりしてきます。そうしたときに、自分の塩漬け株は売ったら上がると思うことから、売れないんですよね。具体的に数字を挙げて比較していく事が大事で、それが出来ると、損切りって意外に簡単なんですよ。

悪い状況だと思っても「現状維持」を選択するバイアスと言うんでしょうか、明らかに他が良くてもそういう気持ちになってしまいます。そういう話をしたんですが、実は現状維持を抜け出せない方は、企業経営者と思えば良いのであって、新しい時代になっているのに、現状維持の考え方から抜け出せないという経営者は若い意見も摘んでしまうんですよ。

そう思うと損切りは大事です。