SQ前後の動き方【2/5朝の講義】

いくらNYが高くても時間外で下がったら非常に弱い日本です。今は米国の景気が良くて、金利下げられないが、日本はやっと日常生活から製品が出来ているから、米国がノーランディングの停滞になったら有利なんですよね。だから、現状はでこぼこあっても総体的には底上げ決算ですから、決算が終われば最低上がる予感が市場にはあるんですよね。

だから、それが早く回ってきたと思うんです。多くが「節分天井」と連呼していますが、そもそも節分天井はこの時期に決算が多く、期待して買いすぎた物が出尽くしという天井が主で、その後は金融機関や外資に第一四半期決算から換金が続くパターンです。今年は事業法人の換金はあれども、先の上げで大方が売った感じですし、買い余力がNISA分個人はあるし、外資は先の高値を取ったのであるから、ここはコアからサテライトに広げたいし、好決算銘柄の確認はここからになる。

半導体企業もまちまちとは言え、ここで下がった物も多く、週末は出直り型に変化していた。外食の伸びが想定以上であるから、消費全体を考えておくことも大事だと思います。こうした展開が今週は決算が佳境に入るが、そのタイミングでSQがあるので、そこらで残す物と整理する物、市場の上げ下げが想定できるでしょう。

3097物語コーポ、3289東急不動、6837京写