いつ買うか【2/19朝の講義】

週末のNYは調整。SQでもあったし、最近高かったから押しとしては方向に変化がないという感じです。不動産の下落なども言われてはいますが、少しナーバスに今は見えます。こうした本当は気にしなくてはならないことが気にならないのは市場の堅調さと、ムラはあれども新しい産業が伸びているという状況であり、そうした傾向が続くと二進一退型でどうにかなるケースが多いのです。

不動産市場のシステミックな信用事由、ファンドマネジャー警戒強める:Bloomberg

多分、不動産の状況は、オフィス家賃ですから、金利上昇分家賃が高くなって、その負担から退出する人が多く、NYのオフィスで契約更新できないから、不動産が下がっているのでしょう。ただ、以前指摘した個人のカードローン金利が上昇したときに、それ以上の給与アップから乗り越えられていますから、その時と同じように、収益増から企業は乗り越えてくるでしょう。不動産安から家賃も幾分楽になって、収益の多い新しい企業が入ってくるでしょう。企業の形態から苦しいのは、今年の夏辺りがオフィスの借り換えで頓挫する企業が増えてくるし、単純に企業の借金が不景気から回転効かなくなる時期がポイントになると考えています。

日本株は下がった要因は「買い過ぎ」以外の何物でもないんだから、資金が買われていないところに流れたら良いし、金融株や電鉄株が強かったように、バリュー的な物が遅れているから回れば良いし、目先の人が焦って乗り換えた株式が相当下がっているので、そこらが上がれば落ち着くと思います。

だから、今週の見方は「どこで買うか」ですが、月の20日過ぎたんだから、下がった株式の逆襲が少し欲しいと思うところになっていると考えています。

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