あって当たり前【3/11朝の講義】
メディアの動きはSQ後までタイミングを待ったような対応で、同じ事を植田日銀総裁は2週間前から話ししていますよね。「マイナス金利を脱するための話し合いを行なう」と言っているのであり、それは今更売り要因とは面白いものです。金利はマイナス金利という異常な物から、ゼロに修正されてYCCを組んでいたんですが、この枠組みを変える条件を探しの論議をすると話されていました。
異次元の金融緩和が結局は普通の低金利になると言うぐらいで、記事をゆっくり見たら金利が急騰するならばオペはするという風な感じですよね。ここ最近、短期国債の金利がその話を受けて上がっていたから、基本的には織り込んでいると思っていましたが、SQが終われば売り姿勢の流れはいつもの毛頭の好きそうな相場で、これで国内のアナリストやネット族が「急落」を説いてくると思います。
先週から話しているように、AIや半導体は今良いのではなく、今後良くなるという物で、それらが上がりすぎていたから確認する時間が必要だったんです。それが内需好業績の安い物へという発想で話しをしてきたし、その中で優待物や増配も範疇でしたが、理想買いは行き過ぎたら止まります。一方で儲かっているのに売られすぎたら、やはり、おかしいですよね。
需給が正常化する4月頭までは、調整と煽りでやりにくいでしょう。ただ、個別株でここから人気化もある気がしますから、極端な弱気も良くはないです。以前から言うように3000円ぐらいの調整は1月安値から8000円も上がったらあって当たり前ですよね。
9202ANAホール、2802味の素、7601ポプラ