今日の見方(3月26日)
この市場の難しっさは買いの根拠が判った頃には反対売買されて、数日は良いがその後、暗礁に乗り上げることが多い事。しかも、スピーディな上げは僅かな押しでも日経平均の大幅な下落を生んでしまうから、先物などは相当な雰囲気を読める人しか出来ないという事です。
昨日のライブ放送は「買いとは思うけど」と言いながら休業を宣言。つまり、何かおかしいからタイミング含めた売り買いに違和感があるんですよね。従って、買いは無い・売りも無いという風な前場から、何やら裏工作的な売買が続くと感じました。特に後場になると個人が調子に乗って買われた物が下がり、「変わらず」だった銘柄に売りが来た事から緊張感が切れたと判断できましたし、これは繋ぎ売りが正解と話しました。
自分が市場に警戒を先週から話しているのですが、その時に「総額を見る」ということから、全ての銘柄の持ち玉を減らす売りをされる方が多いのです。自分は「銘柄数を減らす」という考えでいきますが、1000株だった物を500株とかして、持ち玉を減らす形の調整される方が多いのです。しかし、そのやり方は下で買った物が多いから売りたくないのでしょうが、ひとつひとつの損得が軽微になってしまい、市場の動きに鈍感になるんですよね。
一銘柄の損が少ないから持ってしまうような状況になるし、本質的には売りたくないと気持ちが強くなるんです。自分はややこしい物を売却するやり方で、損してても得していても、先が読めない物を機械的に売却して、益金の多い物や将来的に期待できる物を持続します。そのやり方は賛否両論ありますが、管理する銘柄数を減らすことで集中力を付けて、一銘柄の益金幅の確認をします。
要は、今まで100万円だった資金が定期の満期から株式に300万円入れた時に、少額で沢山の株式を買うと、売り時が判らなくなることが多いのと同じで、価値が少しおかしく判断されるんです。そういう事は、総額で見て要らない物を売るようにしたら良いと思います。
だから、順位付けするんです。