利上げ懸念・半導体安・中東問題の三重苦ニッポン【4/19お昼の講義】

朝一から物価指数の上昇と国際財務相会談等で政策についての協議後で、植田日銀総裁が金利を動かすかもとかなっているから、冴えないというか不確定要因からの売り。もちろん、半導体市況悪からの売りもありました。その後、通常なら上がっても良いのにだらだら下がって行く流れが「?」と思っていたら、イランで爆発音とかいう話になって、未確認の流れが30分続き、その後に金と原油が急騰。そしてドル円が急騰し始めてから外資が万全の売りを構えた後に、各国で爆発音の動きとエスらエルの流れが話されたという次第。

週末の日本は前場の引けに向って一気に投げが投げを呼んだ格好だし、追証という流れも生まれてきたという感じ。ただ、外人は寝ていますよね。先物業者的な動きと時差のある情報とか考えたら、なんとなく仕込まれた気がしてならないんですよ。今晩はNYのSQとかもあるから、なんか思惑以上に仕組みがある気がしたりします。

こうした時に不味いのは精神的に弱い日本人が関係の無いものまで売ってしまうということであり、冷静に対応すべきことなんですよね。正しいかどうかは判らないですが、はっきりと砲撃的に伝わってから、政策の後押し受けたさくらインターが買われてきたし、防衛関連も強くなったし、仕手系も頑張り始めました。

我々では中東問題は判らないんですが、どこかのファンドが飛んでいない限りは、砲声は買いで良いと自分は思っています。前場でやるべきことは一応やったんですがね。

9517イーレックス、2764ひらまつ、3133海帆

イラン領内で複数の爆発、イスラエル報復か 現地報道:日本経済新聞