下げが不可解か、上げが不可解か【5/7朝の講義】

【源太塾4回講座】5月22日より少人数で開講します!

アップルの数字がAIの健闘や中国向けの底堅さから、市場が危惧していた数字が払拭された形は日本株にとっては非常に期待できます。だから、その萎縮した部分が今日の上げです。基本、米国は景気が悪くなりかけているのは事実ですし、半導体もムラがあるから、どこまで考えて良いはか不透明だという気がしますね。今日は下がった分は上がるが、後は流れを見てという感触があります。

確かにこの市場は今日の先物見ても25日線辺りまでは簡単にあるとは思うのですが、先週の円安の時に円反転期待でとはいいながらもガス電力が非常にしぶとく、今日なら判りますが連日というのはいささか不思議。そして、物色として不動産や建設というのも来ていましたが、なんかあの強さは異常に感じていたんですよね。だから、まともに来たらこの市場は大きいはずなんですが、少し変なのは悪いのを買う感じがあるが、米国に比べて日本の各企業は収益は良くても売上げが低いんですよね。値上げ利益であって、少し今期数字が低く見えてるんですよ。

内需型相場だというのは用心として当たり前ですが、あそこまで強いと為替のいくらまで買ったのかとも思うし、じゃ、今日は半導体だからそれらはどうなるのかとも思うんです。そして、NYは先週から業績相場型なんですが、金利にとっては良いとしても、不景気模様だから総体的には気をつけないとと思ってしまいます。

確かに高いのですが、想定外に上がらないと理屈に合わない気がするのです。この休み明けは強い割には少しなんとなく気になる部分が多すぎますね。結局、ポジション調整で下がったというだけならば良いのですが、今日は悪い決算で今後の期待の株式を良く見ておきます。まあ、強気文章の多い事。先週の弱気をカバーする文章ですが。

3837アドソル日進、4763クリークアンドリバー、3121マーチャント

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