たまったものじゃ無い【5/29朝の講義】
微妙なナスダックとNY株ですが、基本はエヌビディア一択という流れで、関連銘柄は高く、資産的なディフェンシブな企業が売られたという感じ。想定通りFRBが着目するタイプの数字は強く、レポートにも書きましたが物価上昇と企業間の物価と分けて考えないと駄目ですよね。こうしてみたら非常に難しい部分が出ているのですから、少し考えて行くべき場面だと思います。
以前から話すようにパウエル議長は政策の全て失敗していると自分は思うのです。そもそもの物価上昇が始まったときに一時的な物として遅れていたし、金利上昇が止まったのも少し遅いし、逆にその耐性が備わったときからの金利上げ止まりでしたから、危ない企業は既に危険な水準だったんです。
日本も現在は中小企業の倒産件数は増加中であり、余り良くは無いが岸田さんが日銀の総裁に対して「なんとかならんのか」というぐらい金利上昇を迫ったと伝えたれています。しかし、自分は経済の耐性を考えても時期は早く、少し危険性を感じます。実質10年国債は1%越えてきたから、日銀は何かするんでしょう。だから、織り込んでいる日銀の動きですが、機械がその言葉に反応して動くから、日銀としたら実質の金利上昇の伝え方に気を遣います。
政策の失敗は岸田さんにあると思うのに、それで文句言われたらたまったもんじゃ無いですよね。
1942関東電工、8604野村HD、8306三菱UFJ