焦り(6/11朝の講義)
社会に逆行するような政府首脳の発言が続きますが、M&Aの事に関してもそうでして、判らんでも実態とは違うように自分は受け止めてしまいます。投資家は「普通はこうなるはずだ」というのを信じますが、それを経て普通の人は「ではなんでこういう動きなんだろう」と考えます。これが普通の人の頭です。だから、違和感があるから買えないし、やはり昨日の力の加わらない夕場は安いんだから、何らかの力が加わっていると感じますよね。
無気力相場の時に「何かないか」と求められます。その時、変哲のない株式を話しても買う気にならないで、上がってきたら「他に何かないか」との質問が非常に多いのです。”待つ投資”が出来ない人は、この市場では先ず勝てないでしょうね。だから、待つとは言わないが納得いく核が少なく、答えだけを求める人が多くて、いわゆる棚ぼたの情報を求める人が非常に増加しています。
とにかく判らないのは何故かであって、それが納得できないときは休む、もしくは、自分の手に合う物を探すのが基本です。そうした流れを踏まえつつ想定と現実の何が違うのかを探す相場になっています。だから、何故上がったのか判らないのに、上がったのに買えなかったという風に思うならば当分休んだ方が良く、無理から乗ろうとしたら怪我しやすくなります。
6355エヌピーシー、3667エニッシュ、9433KDDI