解釈(9/12朝の講義)

昨日の昼に「トランプさん有利」と書いたんです。討論会の話しではなく、討論会の話しを受けてハリスさんが有利とあまりにも皆が言うから、「ヒラリー氏の時にもあったように、大統領選は有利に見えても共和党の支持者は多いから分からないよ。」と言うことであり、どちらが有利とは言っていないし、ハリス氏が有利と思うのは早計だという話し。

昨日、地銀の委員の中川さんが「ピンポイントで金利を語るのは難しい。動きを見て適切に処理する」と言うことが、なぜ円高を促進、金利早期上昇もとなるのかです。確かに物価は上がっていますが、専門家の8割は12月か来年1月の予想であり、この物価上昇は一年遅れのコロナからの解放から動き出した経済が各国と日本はリズムが違うのと、海外物価と比較してのコストプッシュ型であるから、早くは上げられないという事。それが一時大幅安になるぐらいのことに。

こうなったら普通に会話できないとなるのでして、朝から気力を潰す動きが多く、やる気が無くなったときに薄商いを叩きながら、それらの話しを流してきていました。潰し合いはもう良いし、この市場は何をテーマに売買していたかを忘れさせます。米国の消費者物価指数は住宅が高いままですから強かったですが、そこは高い金利のままの家賃で、値下げまでは金利も下げていないんだから仕方が無いですよね。

ちゃんと説明したら出来ることを、多くが自分に有利に解釈して騒ぎ立てます。結局、NYは半導体株などは2日続けて高く、日本は昨日も押したんですよ。

6834精工技研、7701島津製作所、3692FFRI