調整(11/1朝の講義)

市場の分岐点から一転下落。日本株が海外に比べ先週安かったことから、不完全燃焼の下落です。一方で集中した投資になっていたから、情報通信関連とかはきついのかも知れません。というか、寄与度組でしょうね。昨日の日立の売物など見ていたらAI関連の一巡が見えたし、決算以上に買っていたと言うのが見えてきました。そこにメタやマイクロソフトなどの米国株の取り扱いを見たら、仕方が無いという気がします。

それと、先週末のレポートで書いた決算ですが、少し2月物の後半から下がり始めていて、各社が節税に入るための設備投資をしてきたし、人海戦術を必要とする企業の賃金負担が見えてきました。まあ、そもそもそういう事なんですよね。収益に対しての労働分配率が30年低かったんです。

実はちゃんと企業は出していますが、保険などの負担は大きく、財政は潤ったが、個人負担も多くなったといわれている税収などで、企業負担分も大きくなってきています。そうした現象が見て見ぬ振りでしたが、ここに来て大きく変化したというか、一方通行で上がった反動という形で見られるのでしょう。

この三連休を保持したままで中々難しく、雇用統計とかあるので「先ずは処分から」となります。昨日は先物を相当売っていましたから、厄介な動きになりそうですね。

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