市場規模以上のリバランス(12/10朝の講義)
9日の日経平均は+69円の3万9160円となり反発。NYダウ平均は3日続落し、ナスダックも本日は下落した。
最近は、夜中に株価が上がり、日本時間で下がるというパターンが多いですよね。中国が経済対策を打ち出したことへの反応にも違和感があります。何度やっても、実際の経済状況が悪いと後から売られるのに、反応だけは一人前ですから。昨日も強引な売りやアルゴリズム取引によるクロス取引が目立ち、まともな市場とは思えません。
今日はNYダウが安く、ナスダックが高い状況。通常であれば、中国関連や情報通信セクターが買われる展開が予想されますが、市場にその信頼感があるかどうかがポイントですよね。
不景気対策が話題になると、市場が期待して上がることもありますが、結局は現実の厳しさに叩かれてしまうのが今の市場。よく言われる「懐疑の中で生まれる相場」という言葉も、AI主導のアルゴリズムが席巻している今では成り立たないように思えます。個人投資家の希望や期待が通用しない、なんとも悲しい相場です。
売りから入れば担ぎ上げられ、買えば意味不明な売り叩きに遭う。結局、リバランスや引き受けを利用した売りと買いの応酬で、多くの投資家が市場の動きに振り回されています。市場の規模以上にETFやファンドが力を持ち、それが市場に売却できず、引き受けられて利用されるという流れ。このロールオーバーの動きや、30分延長も、結局は自動売買の配慮に過ぎず、日本市場を良くする方向には向かっていない気がします。
今日も市場がどんな動きを見せるのか注目です。
7701島津製作所、6232ACSL、4588オンコリスバイオ