悪い想像(12/13大引けの講義)
想定通り、後場に反転してきたものの、深い押しが個別株の買い意欲を削いでしまいました。特に個人投資家の間では、意欲の低下が顕著で、どことなく市場全体に活気がない雰囲気が漂っています。この流れを考えると、年末は閑散相場に突入するのではないかという懸念が浮かびます。
そのような中でも、来年への期待感が市場を支えてくれればいいのですが、むしろ恐怖感のほうが先行しているようにも見えます。先週までは何とかなると感じていましたが、今日の動きを見る限り、外資が強引に目先の叩きを仕掛けてくるような場面もあり、嫌な気持ちにさせられました。
この状況を自分なりに見て思うのは、市場全体がやや疲弊している印象です。来年を見据えた投資戦略としては、投げ売りされている内需型の好業績銘柄やシステム関連、新ビジネスを手掛ける企業など、ベタではありますが堅実な選択肢に注目すべきだと考えます。
一方で、建前の話としてはそうなのですが、石破さんではなく安倍元首相の奥さんが取り沙汰されるなど、トランプ氏らしい軽いジャブのような動きも見られます。こうした話題が出るたびに、好業績であっても投資家が少し引いてしまうのは残念なところです。
市場にはもっと落ち着いた買いが広がってほしいものですが、現状ではそれも難しい状況に思えてなりません。とにかく、仲良く進める環境を整えてほしいものですね。
7701島津製作所、6232ACSL、7063Birdman