ブロードコム(12/16朝の講義)
確かにNY株は安いですが、ラッセル指数なんかを見ると、崩壊型の動きに近いですよね。それでも、エヌビディアのような買われ過ぎた銘柄については、数字がしっかり伴ってくるか、株価が調整しない限り、ここからさらに大きく跳ねるにはもう少し時間が必要でしょう。「確認の時間が必要」という段階だと思います。その一方で、今注目され始めているのがブロードコムです。トランプ政策の影響から、新しいテーマや動きが出てくる可能性もありそうですね。
とにかく、市場に覇気は無いものの、触れれば少しずつ上がってくる体質が見られます。この傾向を見ると、何か小さなきっかけでも変化が起これば、市場は良化しそうな気がしています。先週ははっきりしない動きが続いていましたが、今週に上がらないようだと、新春相場が難しくなりそうです。それだけに、個別株の水準が低い現状では、もう少し安心感が欲しいところですね。
確かに、年末は税金対策を特に意識しないという人も増えていますが、それでも年末の準備をしている人は多いはずです。例えば、今年のNISA枠が残っていないか確認したり、ちょっとした運試し感覚で投資を考えたりする動きもありますよね。通常、この時期は「掉尾の一振」が始まる頃ですが、NY市場を見てもそろそろ何かが変わり始めるタイミングなのではと感じます。
NY市場で始まっている物色の流れが、日本市場にも少し影響を与えて、発想が変わるような展開があってもおかしくないですよね。底堅い雰囲気もありますし、少し期待したいところです。
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AI半導体の新スター・ブロードコム NVIDIAと戦えるか:日本経済新聞