12月18日:今日の市場の見方
「市場の不安とメディアの煽り」
下げ煽りの記事が昨日から横行していますが、「ナスダックがここまで上がって日本株が上がらない」とか「ドイツがおかしい」とか、さすがに言い過ぎですよね。いや、記事の内容自体は正しいとは思いますが、問題が今始まった話ではなく、石破さんが首相になる前からずっと言われていたことなのに、何を今更という気がしてしまいます。同じくフランスも含め、政治が非常に難しい状況にありますしね。
貧富の差が広がったときにインフレが重なると、どうしても政治に不満が出てきます。それはトランプ氏が当選したことからも分かるように、アメリカはすでに内向きな風土に変わってきたということです。それをメディアが煽るように耳心地の良い言葉で書いたり、誘導する。そしてネット上ではそれが拡散され、最悪の場合を解説する人が増えていくわけです。
しかし、NYが下がっても日本株はそもそも上がっていないし、エヌビディアなんかも買うだけ買われていたわけだから、多少の調整は仕方がないんですよね。収益は今後も伸びていくでしょうが、成長率が鈍化するタイミングはどこかで来るし、「これ一本」とばかりに記事が煽って買い煽りをしていた流れがあるわけです。
米国株ETFやグローバルファンドにも相当組み込まれてきましたし、個人投資家も直接買っていることは、以前ラジオでも話した通りです。それ以上に組み込むのは、少し難しい段階に来ていると感じますね。
今日はキオクシアの上場ですが、不安視される部分も多いこの企業を市場がどう扱ってくるのか、非常に興味深いところです。こうしたタイミングで全体を下げさせようとするのか、それに伴う不安を煽る記事も昨日の後場からかなり出てきました。
こういった状況を見ると、「技あり」と言えるでしょうかね。