空売り(12/20朝の講義)
19日の日経平均は前日比269円安の3万8813円となり、5日続落。ダウ平均は11日ぶりに小反発しましたが、前日は1100ドル超の急落で10日続落となっていました。
NY株と比べると、日本株の方が強い印象があります。NY株は一部の銘柄が特に強く、全体的にかなり上がった結果、調整が入る場面も見られます。それに比べて、日本株は全体的に割安感が強く、目を覆いたくなるような水準に放置されている銘柄も少なくありません。こういう状況では、個別株にも空売りが多く入るので、日産のような株式が逆にしぶとくなるケースも見られます。
空売りの酷さは目に余るものがあり、規制ができないのかと思うほどです。昨日も空売りが多い銘柄は反転する余地がなく、借株を利用しているため、保有株式に金利が発生してかなりの額になっています。自分が持っている株式を証券会社が貸し出して売っているなんて、この制度もどこかおかしい気がしますね。
外資は日経平均を買いながら、個別株を売るという作業を繰り返しています。昨日も買い戻しが多く見られましたが、その後は「買い戻せたら売る」という動きが続いていました。この水準で空売りが多いというのは、「日経平均が上がらない」というイメージが強いからでしょう。確かに正しい判断かもしれませんが、売られている個別株の中には8月の安値を割っているものも多く、それほど悪いとは言えない銘柄も見受けられます。
今の基本は「トレンドで上向いている銘柄を買う」ことですが、あえて下向いている銘柄を揃えていこうかなと思っています。状況次第では、そこに妙味が出てくるかもしれませんね。
7911三菱重工、3040ソリトン、7581サイゼリア