売り要因は見つかりません(1/8お昼の講義)

前場の日経平均は140円安の3万9942円と反落しましたが、思ったほど下がらなかった印象です。きっちり買い戻しが効いていて、売り一巡後の引き合いも感じられる市場でした。ただ、物色の範囲がピンポイントに絞られていて、全体的な動きとしては重さを感じる展開でしたね。

今の市場は主体者の意図に大きく左右されるため、上がるも下がるも流れ次第という印象です。今日も値下がりが目立ちましたが、下がった場面では大きなクロス取引が入っているのが確認できました。売りが出た際に、引き受ける動きも見られましたので、時価から手数料分を引いた位置で一旦下げ止まっている感じです。こうした仕掛けが狙われる場面も多いですが、昨日のように上がり始めると動きが軽くなるのも特徴です。そのため、下値での純粋な空売りの構築は見られないように思います。

注目銘柄では、昨日空売りが入ったアドバンテストやディスコが今日は強く、売り方にとっては思惑通りに進まない展開です。私自身も半導体関連がもう一段下げるのではないかと考えていましたが、予想を外してしまいました。今朝は先物を買い戻しましたが、もし半導体そのものを売っていたらやられていましたね。昨年12月には個別株の売りで大きく利益を得た投資家も多いのか、今年は売りが積極的に入る印象があります。

今日はポイントの日でもあり、後場が重要な局面になるでしょう。注意深く見守りたい場面です。