探す(1/9朝の講義)

「日経平均は103円安の3万9981円となり反落しました。戻り売りや利確売りが見られ、全体的に方向感に欠ける展開でした。一方、NY株式市場ではダウ平均が反発。米20年債利回りが2023年以来の5%台に一時乗せたことから、インフレ再燃への懸念も浮上しています。」

昨日もクロス取引が多く見られましたが、下がった場面でのクロスの増加は、買い需要が意外に多いことを示しているようです。そのため、上値は重いものの、下値ではそれなりの買いが入り、市場の底堅さを感じる展開でした。ただ、短期的なショートが流行している影響で、特に半導体関連株には空売りが増えており、これが下がらない大きな要因かもしれません。

昨日の講演でも触れましたが、トランプ関税の大部分は産業への配慮が含まれており、貿易不均衡を是正するための手段とされています。そのため、半導体でも先端型を中国以外で生産する場合には、必要不可欠な物に対して関税が緩和される傾向があります。このような流れを受けて、キオクシアのような少し古いタイプの半導体も好感されているのは興味深い動きです。

市場の流れが読みにくいと感じるかもしれませんが、こういう時こそ、出遅れ銘柄に目を向けようかと思います。また、飲食業など、内部体質が改善されつつある企業への投資も今後注目されそうです。さらに、中国での怪しい風邪症状や日本で猛威を振るうインフルエンザの影響で、医薬品関連株、特に沢井製薬のような企業がフル操業状態となっています。

メディアは迷いや不透明感を煽りがちですが、だからといって企業が何もしないわけではありません。各社が何らかの努力を続ける中で、前向きに市場を捉えることが大切ではないでしょうか。今はそのチャンスが広がっているように思えます。

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