NY市場の反発(1/16朝の講義)
「15日の日経平均株価は前日比30円安の3万8444円で取引を終了し、5日続落となりました。前日までの下落幅は1421円に達しています。NY株式市場では、ダウ平均が700ドル超の大幅続伸。米大手銀行の好決算と消費者物価指数(CPI)の発表を受け、米株式市場では買い戻しの動きが強まりました。」
NY株が反発していますが、物価が沈静化に向かっているという解釈が基調のようです。ただ、本当にそうなのか疑問が残ります。こうした反発は長続きせず、また強い経済指標が出れば市場がひっくり返る気がします。しかし、買い過ぎの是正が一巡したとか、安かった銀行株などの大型株が反転していると捉えれば、一定の理屈は通る動きだとも言えます。
特に銀行株の好決算は、高金利が銀行業務に寄与した結果であり、債券ディーリングも金利低下で好調だったことが背景です。ただし、今後金利の低下が止まればどうなるかは疑問が残ります。この上げには突っ込みどころが多いとも言えます。日本市場と異なり、米国はポジティブに解釈できる国民性です。
一方、昨日の日本市場では米国の半導体企業が上昇しているにもかかわらず、「半導体は戻り売り」「買う物ではない」という意見が主流で、上値が重い展開が続いています。良い材料を探したり、関係の薄い銘柄を物色する姿勢がなく、全体が短期売買に支配されているため、市場全体が重く感じられます。
今日はその空気が少し薄れる中、売り方が焦る場面もあるかもしれません。それでも、日本では米国がそれほど気にしていないトランプ政治をネガティブに解釈する傾向が強いでしょう。自分は蚊帳の外銘柄で遊びます。
7011三菱重工、6758ソニー、241A ROXX