盛り上がり(1/23朝の講義)

「21日の東京株式市場は続伸と、地合いの底堅さが示された。トランプ氏が大統領に就任後の最初の取引となったNY株式市場で、ダウ平均は500ドル超の大幅続伸となった。」

日本の状況や政治をそっちのけにして、トランプ政治に振り回されている市場も、大分物色が固まってきた印象です。日経平均が4万円手前まで来る中、今日もディスコのような銘柄が乱舞するのかと思いますよね。ただ、ああいった銘柄は空売りも相当積み上がっており、売りが続く限り、どこまで買い戻しが入るのか気になるところです。

こういう相場はなかなか終わらないものですが、新規では買いづらい状況が続くため、今日は一度は売りが出る場面がありそうです。そのタイミングで、二次的な物色対象となる銘柄が出てきてほしいですね。特に、売り叩かれていた低位株は、時期的にも動きやすいですし、バイオ関連も3月が近づくにつれて一部で活発化する可能性があると思っています。

また、この時期は個人投資家がボーナスで買った株式が回転し始めるため、個人投資家好みの銘柄が動くタイミングです。日銀の金利上昇を織り込んだ形になっているので、本来なら市場は面白くなるはずなんですが、昨日も一昨日も引けにかけては眠たい展開が続いており、個人投資家の盛り上がりが今ひとつ欠けている印象です。

今日は、そうした雰囲気を打破し、痛快な展開を期待したいですね。今日は源太カレンダーのポイントの日。前場と後場で物色の流れが大きく変わりやすい日でもあるので、その点には注意が必要です。

6232ACSL、3914ジグソー、4588オンコリスバイオ