1/24備忘録：銘柄まとめ（推奨ではありません）

3667 エニッシュは株価が大きく下落していますが、赤字企業のため厳しい局面が続いています。ゲーム事業が不発に終わり、開発費もかかることから、業績面での浮上は難しい状況。ただ、仮想通貨を上場しており、一度借入金を返済して再度借りる形で資金を回している点に再生の兆しが見えます。仕手化しやすいタイプの銘柄で、継続企業の疑義もあるものの、動きには注意を払いたいところ。この時期、仕手化しやすい銘柄は押さえておく価値があるかもしれません。

3914 JIGSAWはサーバーの自動監視システムを手がける企業で、機械受注の増加からIoTエンジンの成長が期待されています。国内外の有力企業に採用され、AI活用の展開も進んでおり、収益拡大の余地は大きい。特にリアルタイム位置情報サービスなど米国での展開もあり、ポテンシャルは高いと見られます。現在の株価水準を考えると、見直しの余地がありそうです。

3402 東レは衣料や産業用繊維を手がける企業で、水素自動車のタンク用炭素繊維は同社の強み。航空関連の回復も追い風となり、今期は堅調な業績が期待されています。エアバッグ関連も好調に推移しており、事業見直しによるコスト削減の効果で利益率が向上。事業構成の変化がプラスに働いているため、回復基調は続くと考えられます。

9344 アクシスコンサルティングは幹部クラスの人材派遣に特化した企業で、年齢が高い経験者層に注目することで他の派遣企業とは差別化されています。高給人材の派遣がメインのため収益性が高く、事業の安定性があるのが特徴。ただ、現在は費用が先行しており、利益面では足踏み状態。しかし、起業支援を行うGTIE社と連携協定を結び、新たな展開も視野に入れているため、今後の動向に注目したい。