外資の出方ひとつ(1/27大引けの講義)
「日経平均は前日比366.18円安(-0.92%)の39,565.80円となった。アジア時間の米株先物安が意識され、値がさ半導体株の大幅安が後場の下落を加速させた。」
中国製品が高度な半導体を必要としない安価な技術を採用していることから、市場が急落しています。過去の例を見ても、米国企業は「この技術では競争できない」と言い、政府は「情報漏洩のリスクがある」と対応を示唆するでしょう。そして、ネット上では「こんな技術は大したことない」といった議論が出てくるのもよくある流れですよね。
自分は技術面には詳しくないので、市場の動きを中心に考えますが、関係のない銘柄が堅調な一方で、市場全体が疲れた状態だっただけに、この押しは必要だったとも言えます。自分としては、売っていた銘柄は買い戻し、上昇してきたものは保持し、好業績銘柄は持ち続ける、というスタンスですね。
引け後に発表されたファナックの決算は「良いような、悪いような」といった内容でしたが、市場の反応が気になります。こうした流れを見ると、今後の過熱感をどう判断するかが重要になり、高値圏にある銘柄の動きがポイントになりそうです。そのため、全体の展開を見るなら一般株の動向を測る方が適切でしょう。実際、内需型の好業績株は堅調ですが、今日の反動や半導体株の動向を見極める必要があります。
明日はどう動くか慎重に判断したいですね。朝早く起きて売買を考えるか、寄り付き後の流れを見て決めるか、といったところですが、日本主導の相場には見えない印象です。もう少し材料株が派手に動いてくれると、相場も面白くなるんですがね。
7898ウッドワン、8252丸井、4551鳥居薬品