1月29日:今日の市場の見方
「企業の収益と経済をしっかり見極める」
空売りファンドがエヌビディアの急落で一晩に1兆円儲けたらしいですね。要するに、過熱していたAI関連を売っただけなら理解できますが、きっかけとなった中国製品は新発売ではなく、以前から存在していたもの。それに、技術的にはエヌビディアの製品の方が優れているという話もあります。
自分は技術的な部分は詳しくないですが、重要なのは、こうした話を大きく広げた勢力がいたこと。米国SECはすぐに調査に入るのに対し、日本は時間が経ってから儲かった口座を調べ、インサイダー取引の疑いがないかを確認する。この違いは大きいですよね。異常な値動きが発生した段階で注文内容を精査するのと、後から儲けた人を追うのでは、調査の視点が全く違います。
ここが日本の金融庁の発想の問題点で、結果的に外資の需給によって価格が動かされてしまう。昨日も引け前に大きな先物クロスが行われ、それが反転のきっかけになりました。自分も午後2時過ぎから「少し下げすぎ」とライブで話しましたが、こうした需給が「板寄せ」で決定され、まとまった売り注文が市場を揺さぶることがある。この注文自体は自然かもしれませんが、行為としては価格形成に影響を与えていると感じます。
また、週刊誌がフジテレビの関与部分を削除したのも疑問です。長い記者会見やCMの中止などで被害は相当なものになっているのに、今さら「社員は関係なかった」と言われても納得できない部分があります。社内の風紀に関する問題がどうであれ、損害賠償請求くらいはすべきではないかと思います。米国では「不当」や「風説」に対する対応が厳しく、一方で解説や手法に関しては自己責任とする部分がありますが、日本はその点が曖昧ですね。
この市場はメディア操作の影響が非常に大きく、考える力がないと大きな被害を受ける可能性があります。結局、市場はトランプ氏の発言に振り回されているように見えますが、実際には「彼が発した」とされる発言をメディアが書いているだけで、多くの人は自分で調べようとしない。それが就任前の憶測記事に繋がり、最後に「その模様」と締めくくることで逃げ道を作っているわけです。
市場では、企業の収益と経済をしっかり見極めることが重要。過熱していたAI関連が下がったなら、「その反転を狙うか、新しいテーマを探すか」という視点で考えるべきですよね。