恣意的な動き(1/31朝の講義)
「今月の日経平均は前日までの下落幅がー480円と売り地合いであったが、30日の日経平均は+99円の3万9513円となり続伸。NY株式市場でダウ平均は反発。」
トランプ大統領のカナダとメキシコへの関税25%の発言を受け、市場には急落のムードが漂いましたが、NY市場は戻しました。ただ、それが他国にも同じような影響を与えるかは疑問ですね。月内最終日となる今日は、日経平均が陽線になるか陰線になるか、方向感が読みづらい展開。夜間先物は39,700円台から39500円台まで下がっており、明らかに狙われた動きだったと思います。1月が陰線で終わると年間を通して良くない傾向があるだけに、今日の動きは注目ですね。
ただ、今の指数の動きは本当の経済や市場心理を反映しているとは思えず、市場全体の活力は感じられません。いずれにせよ、戻り売りの流れは続いており、バリュー株が強くなるなどの変化がないと、相場の流れは変わらないでしょう。週末ということもあり、一般株の投げ売りも増えやすく、トランプ発言の影響もあって、持ちにくい相場になっています。こうした状況では、恣意的な動きがなければ上昇しづらいですね。
また、ディープシークの登場によって人気銘柄の収益見通しが不透明になってきたこともあり、2月に入ると金融機関の売りも出やすくなります。節分天井・彼岸底の流れができるのも、こうした需給の影響があるからですね。さらに増税の影響もあり、企業側も収益を抑え気味に動くことが予想されるため、今後の展開は慎重に見ていく必要がありそうです。
トランプ大統領、2月1日にカナダとメキシコに25%関税と表明:Bloomberg2025年1月31日
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