尺度がわからない(2/20大引けの講義)

円高は結局収まらなかったものの、最終的には買い戻しが入り、後場ではその日の高値圏で引けました。となると、問題は「何を売っていたのか?」という点ですよね。最後も為替は円高、国債金利も上昇していた中での買い戻しだったわけで、基本的には売り仕掛け的な動きだったのではないかと思います。朝から先物の売りが目立っていましたが、4枚単位の大口売りが頻繁に出ていたのは異様でした。そんなに何度も出てくるものではないですよね。

こういう展開になると、市場の焦点が曖昧になり、何を基準に動いているのか分からなくなってくる。時間通りに売り買いが入っていたあたりを見ると、マルチアセット戦略の一環だったのかとも思えます。ただ、これが意図的な仕掛けだったのか、単なる運用の動きだったのかは、はっきりとは分かりません。とはいえ、最近の市場は恣意的に上がった後、仕掛け的に下げるというパターンが続いていて、正直、面白みに欠ける展開です。

市場の話題も価値観や考え方ばかりが前面に出て、トランプ氏や関税の問題も結局は「どう捉えるか」の話。実際には先延ばしになっていることも多いのに、そういった報道は一切されない。ウクライナの問題にしても、拒否するのは誰でも分かっていたことで、それ自体は想定内。ただ、本当に大事なのはここからの話し合いの中身ですよね。

断るなら断るでいいですが、保身を考えたらすぐには言えない。そんな状況なのは誰が見ても明らかです。

6506安川電機、7898ウッドワン、4588オンコリスバイオ