トランプ・ラップ(3/5お昼の講義)

メキシコ・カナダへの関税を発表しておきながら、今朝になって減税の可能性を示唆。これによって市場は一時的に反発し、上げ下げを繰り返しながら売り物をこなしてきました。内田副総裁の発言が好感された部分もありましたが、結局、トランプ氏が議会演説を始めただけで、懸念が再燃し、引けにかけて失速。休み時間に余計な発言をされると、市場が振り回されるので、本当にやめてほしいところですよね。

ただ、こうした不安定な動きがありつつも、需給面では改善の兆しが見えてきたため、逆張りが機能する流れになってきたと感じています。確かに、昨晩の嫌な下落はあったものの、懸念材料の一つが和らいだことで、ここは少し市場を落ち着いて考えるタイミングかもしれません。それなのに、市場は依然として日経平均ばかりに目が向いている。もっと個別銘柄に視点を移すくらいの安心感が市場に出てくれば、全体の流れも変わりやすくなると思います。

市場がこういう流れを作れれば、トランプ氏の影響力を少しずつ無視できる環境になっていく。しかし、彼自身は「自分の政策は市場の支持を得ている」と考えているタイプ。だからこそ、仮想通貨や株式市場が冴えない動きを見せると、「自分の支持層に良いことではない」と感じ、関税緩和を口に出す。どこまで彼が市場の下落に耐えられるのかという、トランプ・プット期待ってところです。

7984コクヨ、3524日東製網、4588オンコリスバイオ