トランプ・ラップ(3/6お昼の講義)
この前の大きな売りも違和感がありましたが、今日の買いも違和感を覚える動きでした。昨日は、相場の雰囲気が非常に重たく、しんどい一日だったはず。それなのに、今日は突然、無茶苦茶な買いが入ってきているように見える。買い方もどこか「適当な感じ」があり、計画性のある資金の入り方とは思えませんでした。
しかし、結果的には上昇しても、売り方はしっかり売り向かってきている。つまり、買いは入るものの、それと同時に売られているという「引っ張り合いの状態」が続いています。この攻防が理にかなったものであればいいのですが、10年物の国債金利が1.5%を超えてきたのが気になります。この水準は、日銀が「今後目指す」と言われていた水準であり、そう簡単に達成されるとは考えられていませんでした。それにも関わらず、この金利水準を無視したかのような買いが入っている。となると、これはロールオーバー系の動きか、あるいは単なる売りの買戻しによるものと考えられます。
ただ、外資の売りが続いているのも事実であり、買い戻しだけでは説明がつかない部分もある。こうした状況では、強気になりすぎるのは危険だと感じています。今日の買いは「男性的な買い」とも言えるほど、勢いのあるものでした。しかし、それが本当に市場の本質的な強さを示しているのかというと、どうもそうは思えません。こういう不自然な動きがある時は、口座を守る売買を意識するべきだと思っています。これまでの展開では、比較的うまく立ち回れているので、ここで無理に動かず、明日に備える戦略を取る方が良いと考えています。
市場が本当に強いなら、もっと素直に動くべき銘柄がしっかりと買われるはずです。しかし、そういう動きが見られず、軍需関連などの「暗い話題の銘柄」ばかりが買われるのは気持ちが悪い。本来、市場のムードが良い時には、成長性のある企業や明るいテーマが買われるべき。しかし、今の流れはそれとは逆で、リスク回避の動きに近い。こういう状況では、「強気になるのはまだ早い」と考えています。無理せず、慎重に立ち回ります。
4588オンコリス、4011ヘッドウォーター、7898ウッドワン