痛手(3/6朝の講義)

市場が乱高下することで、一見「軽い相場」に見えるものの、実際には寄与度の高い銘柄や半導体関連で、強い銘柄と弱い銘柄が明確に分かれ始めている。特に、少し過熱気味だった内需バリュー株には重さが出てきているのが気になるところ。市場全体が外資や売り方の動きに左右される状況では、決して「質の良い相場」とは言えない。それでも、多くの投資家が日経平均の動きが落ち着くまでは、慎重な姿勢を崩せないという心理が働いているのでしょう。

トランプ氏は、メキシコとカナダへの関税を一部見送る決定をしたが、彼は市場の反応を非常に気にするタイプなので、株価が急激に下がると、すぐにトーンを下げる傾向がある。現在、「関税の代わりに何を内政で進めるか」に移りつつあり、緩和策などが出てくる動きになっている。彼の演説では「過去の大統領が4〜8年かけてやったことを、40日余りで行なった」と自負しているが、確かに、イスラエル・ガザ問題、ロシア・ウクライナ問題ともに前進して、まだ正式な「交渉のテーブル」には着いていないが、少なくとも、その準備段階には入っている。

トランプ氏の動きは、政治を動かしているという点で評価できるが、急激な変化には痛みも伴う。だが、「何もしない国」よりは、変化を生み出すリーダーシップがある方がマシとも言える。ただ、自分としては、こうしたドタバタの中で、国内で医療費の改悪のような政策が進められるのは納得できないですが・・・。

3133海帆、4588オンコリス、7751キヤノン