3月6日:今日の市場の見方

「トランプ政治と投資家の選択肢

雪が溶けた後、真っ黒な埃や土が目立つように感じる。それに加えて、昨日は電車内や建物の中でも花粉がひどかった。今回の雪が何か影響を与えたのかもしれないが、ともあれ、久しぶりの雨だったことは間違いなく、最近の空気の悪さを考えると、この雨が助けになったのは事実。

NY株は反発。要因として、トランプ氏のメキシコ・カナダへの関税の一部見直しが挙げられるが、「だったら最初から考えろ」と言いたくなります。とはいえ、こうした手法を取らなければ実現できない政策なのかもしれないとも思います。しかし、自動車部品の関税問題では、1ヶ月の猶予があったところで工場ができるわけではなく、企業にとっては厳しい現実がある。こうした政治のドタバタが市場に影響を与える構図は、どうしても避けられない。一方で、このドタバタが欧州の防衛費の増額を一気に加速させたことは興味深いです。

トランプ氏の政治でわかりにくいのは、誰が発言したのかわからない憶測記事や不明瞭な発言が多すぎること。たとえば、ゼレンスキー大統領の手紙について「書いてもいないのに貰った」と発言したり、日本に対しても「財務省が話をする」と言いながら、「為替操作国として関税対象になる」という話が勝手に市場で進んでいます。こうした事実と憶測が入り混じった情報の中で、投資判断をどうするかが非常に重要な要素になってきます。

市場が強いとはいえ、こうした政治的ノイズを無視できる銘柄に投資するのか、それとも市場の中心銘柄(ど真ん中)に進むのかという選択が問われる状況。今日は、その方向性が少しでも見えるかどうかが大事。
一番不利な銘柄が上昇すれば、市場はすでに多くの懸念を織り込んだと判断できます。逆に、関係のない材料株に資金が流れなれば、投資家が新たな銘柄選択を始めて、新たな展開ということになります。

どちらの流れになるかを見極めながら、市場の次の展開を探る日になりそうです。