銘柄記録3月9日:今週の市場の見方

3/9備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)

4307野村総合研究所(NRI) は、コンサルティング、システム開発、運用を一貫して提供する企業で、特に金融機関向けのサービスに強みを持つ。国内のIT市場では、生成AIを活用した技術革新が進んでおり、同社もその波に乗っている。一方で、海外市場ではやや苦戦しているものの、日本の金融業界は海外企業の参入が難しく、NRIの強みが発揮されやすい環境が続いている。特に、金融機関向けに最適化された言語AIを採用したシステムの提供を開始している点は、今後の成長を支える要素になりそうだ。

9201日本航空が公表した利益影響試算では、ドバイ原油を90ドル、シンガポール・ケロシンを110ドルと想定しているが、現在の原油価格はそれを下回って推移しており、燃料コストの軽減が期待できる。また、国内の個人客の増加やインバウンド需要の回復が追い風となっており、業績面でも改善が進んでいる。さらに、格安航空やマイルを活用した金融コマース事業も好調で、3月末の決算で増額修正が発表される可能性も考えられる。

1911住友林業は国内の注文住宅大手でありながら、米国市場でも分譲・集合住宅事業で成長を続けている。先週末の市場は難しい地合いだったものの、同社の株価は久しぶりに反転を見せた。特に、トランプ政権の政策と連動する投資が進みつつあり、ロサンゼルスでの火災復興など住宅需要の刺激策が今後の業績に影響を与える可能性がある。ただし、現在の住宅市場は木材価格の上昇や金利の動向が不透明であることから、新築住宅市場には足踏みの兆しもある。しかし、トランプ氏が不動産業出身であることを考慮すると、住宅支援策が強化される可能性もあり、政策の動向を見極めることが重要になるだろう。

3401帝人は合成繊維の大手であり、炭素繊維では世界第2位のシェアを誇る企業だ。以前も注目していたが、その後株価はやや上昇しているものの、PERは0.7倍台と依然として割安な水準にある。今期前半は、夏物衣料の繊維事業が好調だったが、気象庁の予測によると、今年の夏は昨年以上の猛暑になる可能性があり、引き続き需要の高まりが期待できる。一方で、同社は現在構造改革を進めており、複合成型材の特損計上により営業赤字となっている。しかし、来期以降は収益力の回復が期待され、構造改革負担の軽減とともに業績の改善が進む可能性がある。