銘柄記録3月13日:今日の市場の見方
3/13備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)
7908きもとはスマホやデジタル家電向けのタッチパネル用ハードコートフィルムの大手で、地理情報関連の事業も手掛けています。スマホ向けフィルムが苦戦していると思われましたが、前半での好調が続き、収益が上乗せされているようです。また、値上げと製造の集約により利益率も向上しました。防災関連では、国土交通省からの河川維持管理データの更新も終了し、今後はデジタルツール事業やデータ処理の方向性を進めていく予定です。PBRが14倍以下で、少し動きが出てきた現在は期待できるかもしれません。
287A黒田グループは、人気が離散しているものの、日経平均ほど大きく下げることなく、昨日も25日移動平均を回復しました。このような株は軽量で動き始めると早く反応する傾向があります。電子材料商社として自動車の回復がプラスに働いています。中国の状況が悪化するという話がありましたが、最低ラインは見えてきたようで、HDDが回復して収益も伸びています。60円の配当があり、3月末に向けてこの位置ならば、少しの期待が持てそうです。
6232ACSLはドローン専業の企業で、無人化システムを提供しています。防衛庁への納入や、遅れている米国への空爆機出荷が期待されています。中国との問題が影響しているものの、今後は増加が見込まれます。以前から言われている中国製自動爆撃ドローンは仕様に問題があり、米軍が使用しないため、技術的に優れた企業にはチャンスがあります。自衛隊の需要も増加する可能性が高いと見られています。
4323日本システム技術は独立系のシステム会社で、DXやSIの分野で金融や損保向けに成長しています。しかし、株価は低迷しており、需給面での問題が影響していると考えられます。そうした動きは、3月を過ぎると変化することが多いため、医療用ビッグデータや大学向けデジタル証明などの材料が出てくる可能性があります。少し長い目で見守るべき企業です。