3月13日:今日の市場の見方
「需給のバランスと世界の不安定性」
需給面で下げすぎた日本株は、堅い展開となっています。しかし、買いが続くかどうかに対する信用が足りないため、引けに向けては少し甘くなり、長い時間を感じながら、午後3時からの30分を迎える感じです。メリハリがなくなってきたというか、ようやくその日のゴールが見えてきたと思ったら、延長されたような気持ちになりますね。
市場に緊張感がないのは本当に感じます。上がっても下がっても、解説の言葉が見当たらないんですよね。後場から流れが変わって強くなったとしても、その強さには持続性がなく、「強いですね」としか言いようがありません。運用がリスクパリティやパッシブ型であるため、個性のある動きが見えず、テーマも浮かんでこないのです。物色の流れとしては、電気や情報技術が売られすぎているため、リバウンドの可能性はありますが、タイミングを誤ると、売り場が一度限りのチャンスになってしまうので、やはり慎重に動く必要がありますね。
最近、米国内がぐちゃぐちゃになってきているような気がします。今週末までに予算がまとまらなければ、公共の動きが停止してしまう可能性もありますが、それでも構わないという姿勢のトランプ氏やイーロン・マスク氏と、普通の会話ができないのが現実です。さらに、石破さんの退陣の話も出てきていますが、内外の憂慮が高まる中での対応は、普通の人でも難しいでしょう。よく聞くのが「岸田さんの方が良かった」という声ですが、その緊縮型の政策が嫌いだとか、空気が読めないと批判していたのは一体誰だったのでしょうか。
世界的に誰が何をやっても不満が出てくるという現象は、生活が苦しくなり、貧富の差が拡大したときに起こることだと思います。貧乏人が集まり、選んだ人が事業を行い、成功する。その人が大金持ちになり、また新たな格差が生まれるという感じがします。