3月14日:今日の市場の見方

「下値はどのくらいですか?」という質問への説明

最近、非常に苦痛に思うのは、日々の市場の動きがあまりにも違いすぎて、その変化に対応しようとすると、ディーラー時代に培った相場観が失われてしまうことです。急に売りの方向に転じることも多いので、常に警戒しながら市場を見る必要があり、気持ちがふらふらしてしまうんですよね。昨日は”YouTubeの公開収録”をしてきましたが、質問が多く、解説が難しい内容だったため、時間があっという間に過ぎてしまいました。90分が非常に短く感じました。

市場の動きを見ていると、理屈で説明できない部分が多いと感じます。売られているから下がるというシンプルな現象で、個人投資家のモチベーションが低いと、なかなか説明するのが難しいんですよね。そんな中で質問が寄せられますが、アナリストの鈴木一之さんは自分なりに解説を試みますが、個人投資家にとっては難しい部分が多いので、できるだけ分かりやすく砕いていこうとしています。テクニカルな解釈についても説明が難しく、例えば「下値はどのくらいですか?」と聞かれても、詳細な解説が必要なんです。

過去のトランプ相場での下落局面を参考に、鈴木さんが計算した数字では、34500円前後が下値の目安になるということですが、これは過去のデータを引き出して計算する必要があるため、単にそう思うのではなく、その計算が成り立つという点が重要です。鈴木さんは非常に用意周到にお答えしていましたが、実際に市場では皆が同じことを考えて行動するため、買いが入らず、投げが多くなってしまいます。空売りが入らない現実もありますが、事業実績の先行きが見えない限り、無理に動けないと感じることもあります。今のところ、目処となるのは黄金分割から導き出された36500円前後だと思いますが、こう答えると、そこまで価格が下がる前に買う人は少ないでしょう。

そんな雰囲気の中で、自分がディーラー的な感覚に戻ってしまったと感じるのは、瞬間的な下落を適当に拾いに行くことです。つまり、下げに飽きて、タイミングを見て短期的な売買をしているということです。この感覚は言葉にしにくい部分で、実際の値動きを見て判断しています。

でも、こんなことをしていてはいけないとも感じているんですよね。