市場が変わるとしたら(3/24朝の講義)

現在の市場ムードは弱気ですが、理論的に考えれば上昇してもおかしくない局面です。そうなるとしたら物色対象が変わらなければおかしいですよね。だとしたら、今の強いTOPIXなどが一巡する展開になると思うんですよ。強い株式が止まる可能性には注意が必要です。つまり、単に下がっている銘柄がいきなり底を打つのは材料が必要だから難しく、狙うとしたら、動きに兆しが見え始め決算の影響や、買い戻しの需給に左右されない銘柄の方が有望と考えられます。たとえば、サマーストックや好業績にもかかわらず売られた銘柄などで底打ちの雰囲気が出ている物ですよね。

また、この時期は市場が変化しやすいにもかかわらず、投資家は配当狙いや損失回避といった感情的な行動を取りやすいものです。しかし、市場の複雑な局面で感情や欲に流されるのは得策ではありません。そのため、運用者が配当狙いで買いに入る銘柄は避け、期末処理で売られやすい電子部品やAI関連を中心に考えるのが無難でしょう。とはいえ、トランプ政権の政策動向を警戒しているため、現時点ではAIや電子部品は先行きが見通しづらく、もう少し様子を見たいという気持ちもあります。市場が変化すればすぐに動く方針ですが、現時点では、内需関連やサマーストック、日経平均の需給とは異なる動きをする銘柄、たとえばドローン関連などに注目するのが現実的だと思います。

今のところはこのスタンスで構え、変化に応じて柔軟に対応する前提で、目先の需給とは異なる動きが見え始めた銘柄からエントリーを考えていきます。

9227マイクロ波化学、3543コメダHD、4812電通総研