4月1日:今日の市場の見方
「混乱の中での冷静な判断」
この市場が手強いと思うのは、とにかくアイディアが無く、非常に難しいということです。反転時間は短く、私は需給だと思っていても、大勢は経済の悪化や不幸な出来事ばかりを話します。これが非常に寂しいことで、米の値上がりについても、テレビはなぜ追求しないのかと疑問に思ってしまいます。
高いのは構わないのですが、なぜ高いのかがはっきりと言える解説はほとんど無く、噂や一部の解説が飛び交っています。例えば、中居君の話をここまで引っ張るなら、なぜ米を誰かが出荷調整して値上げを作り上げたのか、そういったことを追求すべきだと思います。数年後に「こういう事だった」と言われても遅いですよね。政府が放出しても下がらない動きには一体何があるのか、そして、なぜ海外では日本の米が安く買えるのかも、しっかり追求してほしいです。
農家の自給が10円というSNSの投稿を見ましたが、実際に私の兄も家業として農業をやっています。例えば、農協に頼んで100俵の米を作る場合、70俵のお金が掛かり、農協が持っていきます。しかし、昨年は運搬費や農薬の値上げ、人件費の増加があって、85俵も掛かっているんです。15俵分は足りないから、そこは買いに行くらしいのですが、そのくらい苦しいのに、高い米の恩恵は全くないんですよね。
農協は生産者からお金を取って、運搬代を乗せて米を売りますが、それでは農家から受け取ったお金をオンしているだけで、実質的に二重取りになっています。本当にきつい話で、商品自体の値段は変わっていないと言いますが、どこかにマジックがあると思うんです。中居君の話よりも、私はこうした事実をもっと知りたいと思っています。フジテレビの問題で彼の名前が何度も出てきますが、「一連の問題で」と言うのは良いことであり、同社のモラルの問題にも関わることなのに、何度も彼の名前を使うのはどうかと思いました。せめて仮名にすべきではないかと感じます。
まあ、そんな市場で事実と原因が少しずつずれている中、底が入ったとは言いにくい状況です。実際、昨晩上がる要因は「前日まで大きく下がった」だけですし、昨日の日本市場でも何を売ったのかが意外に見えませんでした。結果的に先物を買っているから良いですが、焦点が違う動きで惑わされたくないですね。