銘柄記録4月23日:今日の市場の見方

4/23備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)

6857アドバンテストは半導体検査装置の世界的な大手ですが、現在の局面では少し怖いと感じるかもしれません。半導体業界の関税の影響を受けつつも、市場シェアが高い企業は必要な数量を確保して成長していくと考えられます。AI相場で大きく買われた結果、値下がりも厳しくなっているものの、月足で見ると揉み合いの場所にいることがわかります。円高や非課税障壁の影響を受けた銘柄が過熱気味ですが、市場に物色の変化が起きるとすれば、円高でも注目されるべき銘柄として見ておきたいですね。

3236プロパストは、首都圏を中心に賃貸開発や中古物件の再生を行っている企業です。独特のデザインで、過去にはTVドラマなどでも使用されていましたが、資材高騰や分譲開発の案件不足により大幅減益となっています。しかし、首都圏の駅近辺を中心に物件が少ないことが影響しており、負債を抑える方針で運営しているため、今後は中古物件の仕入れを中心に収益の回復を目指していると考えられます。

4813ACCESSは、北米を拠点とするネットワーク事業の企業です。米国子会社の不適切な売上計上の疑いがあり、事実関係の調査が進行中です。その影響で株価が低迷しており、企業決算の発表が遅れているため、今後の見通しは不透明です。しかし、既存顧客の深堀が進んでおり、事業は順調に推移しているとの見方もあります。アナリストがカバーしきれていない時期に注目することができれば、将来的な成長が期待できるかもしれません。

4845スカラは企業向けのASPサービスを提供する企業で、サイト内検索などを手掛けています。最近、不採算部門のペット保険を売却し、役員報酬の見直しや構造改革を進めています。現在は苦しい状況に見えますが、DXの拡大やふるさと納税で収益を上げており、地方創生ビジネスの強化が注目されています。内需型技術企業として注目に値しますが、逆張りタイプなので、押し目を待ってからの投資が良いかもしれません。