5月1日:今日の市場の見方
「底堅さが出てきた市場。GW連休でどうなるか。」
非常に底が堅くなったと、昨日のLiveで話したのですが、この発想ができなかった自分にとっては、これは大きいと思います。36000円さえ固まれば、ゆっくりでも上値が見えてきますし、決算に対して強く反応できるのは良いことですね。下がり過ぎていたという認識を、暫定的ではありますが決算で示してくれたことで、売った位置の不当な判断が消化されてきます。ですから、投資としてはやりやすく、先日までは不当な数字として扱われたであろうものが、今では少しずつ安定しています。その結果、デイトレから資産作りに向かっていけるような状況が整いました。
もちろん、あのトランプさんですから、安心しているわけにはいかないのですが、「6月には」と何度も話していたので、まずは先発隊の日本あたりから片付いてくるのではないかと思います。そういうムードだけでも、十分に意味があると思いますが、このまま世間が思うように「最低10%」の着地になれば、各国も動きやすくなり、EUなども何らかの策を出してくるのではないでしょうか。
しかし、こうやって見ていると、メキシコの大統領はなかなかの策士で、交渉を上手く進めています。そして、東南アジアの各国も対応が早く、日本の動きに呼応できるような感じになっていますよね。もちろん、米国内の意見も出てきますが、それにしても、イーロン・マスク氏の「自分さえ良ければ」という狭義の発想には少々驚きました。最近、書かれていることにも賛同できないことが多いです。
こうした中で、底堅さが市場に出てきたので、後は結果次第という見方になるのでしょう。もう少しで米国の収支が見えてきますから、それに伴って減税を含めた多くの「良い方向」の案が出てくると思います。この連休がそれを邪魔しなければいいのですが。それでも、自分としては休みたい気持ちもありますね。