銘柄記録5月2日:今日の市場の見方
5/2備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)
4812 電通総研の決算は、会社の想定通りの数字で、売上に対しての収益が若干物足りなかったという印象です。しかし、それにしては大幅に株価が下落しており、先日から外資系のレーティング引き下げを受けて売り込まれた影響が大きかったと考えられます。常識的に見れば、買える株ではありますので、目先の投資家の売りが一時的なものだとすると、連休の谷間最終で投げが出る可能性もあると見ています。
7352 TWOSTONE&SONSは、フリーのITエンジニアを多数抱え、それらを企業と結びつけるマッチング事業を行っています。DX化を進める企業が増えており、人材不足が深刻な中で、同社が抱えるエンジニアのレベルが高いため、単価の上昇と派遣要求の増加により、利益は高水準を維持しています。株価は一時的に大きく下落しましたが、半値回復してきており、売りが一過性である可能性が高いと考えられます。伸びる企業の一角として見ておくべきかもしれません。
4434 サーバーワークスは、アマゾンのクラウドサービス「AWS」の課金代行、導入、運用支援を行う企業で、グーグルクラウド関連の育成も進めています。市場の拡大に伴い、収益は順調に伸びており、顧客開拓の進展も見られます。先の決算でも良い数字が出ており、さらに人件費をうまくこなしているため、商品単価の上昇がそのまま収益に反映されています。もみ合い局面では、逆張りを狙うには良いタイミングかもしれません。
9233 アジア航測は航空測量業界で3位の企業で、地理情報システムやコンサルティングを主力事業としています。国土強靭化政策の延長として、河川や砂防事業が堅調で、受注残が多いのが特徴です。現状、収益の大きな伸びは見られませんが、研究開発費が影響しているため、実質的には相当な受注があると考えられます。道路陥没や水道管破裂などの急を要する案件も多く、人気銘柄ではないものの、好業績の企業と見なせるでしょう。