5月11日:今週の市場の見方
今週の見方
現在、株式市場においては、ネット証券やログインの問題で少し手間取っている状況です。特に、問い合わせがなかなか繋がらないことが多く、時間がかかってしまうのが現状です。また、株式市場も、ここからさらに進展が見えるのかは不安が残ります。市場自体は少し改善を見せていますが、「悪くなることはない」という言葉が出ても、実際にはその先にどんな良い材料があるのかが見えていないです。
市場の現状と課題
米国の通商問題で、関税の調整がどこまで進むのかが焦点となっています。関税が一時的に緩和される見込みですが、その後にどんな形で経済が影響を受けるのかが見えない状況。トランプ大統領の発言や対応には、正直言って少し疑問を感じる部分が多く、彼が思う通りに進めば、また新たな関税がかかる可能性もあります。特に、日本に対しては発言が目立ちますが、過去の戦争や日本の財政状況など、考慮すべき要素が多くあるのに、それが理解されていない印象です。
今後の展望
今後は、米国が関税問題をどう解決するか、そしてそれがどのように市場に影響するかに注目しています。6月の運用状況によっては、資金的に難しい状況になるかもしれません。株価が上がっていく中で、G7サミットまでに関税問題が解決しない場合、上値を追うのは難しくなりそうです。
企業業績が思ったほど良いとか、今期予想が良いといっても、あの時に「売れ」と書いたメディアが、今「買え」と言っても個人投資家はなびかないでしょう。ただ、個人の持ち株が回転でき始めたのは悪いことではなく、外資系の手仕舞いによる個別株の買戻しが始まっと見ています。しかし、あくまでも「個」の考え方であり、ここから上がり過ぎたら良くはないです。
少し変化を感じるのは、日銀がハト派色を出したこと。そして、良いように考えたら米国の雇用統計の数字が落ち着いたり、米国の設備投資が意外に良かったリなど買い要因はあります。ただ、駆け込みもあるし、米国で物を作れと言うんだから、自国企業は米国工場を考えるでしょう。
最後に
現在のちょっとスピード増してきた日経平均では、ここから上がっても出遅れは来るでしょう。結局、関税に関係の無いところしか今の自分では買えないです。割安株が自社株買いをすることも多いし、大口投資家が50%以上保っている親子上場企業が動いてないなければ、押さえようとは思います。全体が強ければこうしたタイプも上がってくると思います。とにかく過熱した株式は買わないつもりです。