やっぱりそうだよなぁ。(5/22朝の講義)

「21日の日経平均は-231円の37,298円となり反落。NY株式市場は続落。ダウ平均は816.80ドル安の41,860.44ドル、ナスダックは270.07ポイント安の18,872.64で取引を終了した。」

非常に気持ちの悪い流れで来ていたので、昨日は辛いなと思っていました。やっぱりこう来るかという感じのNY市場でしたが、材料がない市場で、米国内の情勢や、日本でも国債入札がうまくいかないため、各国が開示する米国債の入札も危険視されていました。だから、喧嘩外交は良くないということですね。

減税法案はアピールすればするほど、米国の財政に対する流れが良くないし、日本のように国民負担が多い国では景気が良くなれば税収も増えるかもしれませんが、米国のような状況では、この政策ではなかなかうまくいかないと普通は感じますよね。だから、トリプル安という流れですが、いずれにせよ不利になる業種や、先に買った企業が下がっているという状況です。ここ最近強かった調整と、不利になる企業が見えてきたということです。

関税問題が長引くことで原資が見えてこない米国と、それにより減税に慎重になる議員との溝は深いですが、今まで似たような政策はあったので、それなりに経験則は持っているのでしょうね。しかし、このトランプという人物は落とし所が自己満足に偏っており、そのイメージから自分たち富裕層が有利になるように動きますし、自分が有利なように進めます。

典型的な例がビットコインなどの仮想通貨関連株で、ここらは買い要因が異なるため、動きがおかしくなったら怖いんですよ。そういう政治だと思ってください。

1948弘電社、7203トヨタ、3837アドソル日進