底堅いのに弱く感じる(5/22お昼の講義)

「22日前引けの日経平均株価は続落。前日比331.85円安の37,967.13円で前場の取引を終了。」

昨日の強烈な先物売りが買い戻されているのか、意外に強かったというイメージなんですよ。ですから、もう少し能動的に動くかと思ったんですが、朝のガラが強かったものの、その後はさっぱりの動きでしたし、値崩れまではいかないものの、激しさがあるわけでもなく、なぜ強かったのか迷うところです。

一方で、どう動くかと話していた仮想通貨関連は動くものの幅が広がってきましたし、仮想通貨自体もしっかりしているので、人気が集中していますよね。ただ、こうした動きがあるので、やればできる市場であることは間違いないわけで、やればできるということは、売りも同じように見えるというふうに感じますよね。

だから、個人投資家や運用者に方向感がないということです。それが日経平均で考えるか、個別銘柄で考えるかという部分で、上がっているものは地合いに関係なく「やる」という気迫があるように感じます。まあ、今日の市場はそういうタイプだから、明日への参考にはならないし、何か世の中が動けば、どちらか一方に偏っていきますよね。そういう気配があるから、煮え切らない感じですが、最近は後場から下がることが多いので、その警戒心が非常に強いです。

気持ちの問題だとは思うのですが…。

9503関西電力、3837アドソル日進、287A黒田グループ