蒸し暑い市場(5/22大引けの講義)
高い安いじゃなくて、不快指数が高い市場ですよね。煮え切らない買い方と、小ばかにしたような売り方が感じられ、上がってきたらネットでは「売り上がりだ!」とか「トランプ氏のことだから」とか言いますよね。それが下がってきたら、大不況の話や暴落の話が大きくなり、すごく楽しそうに語られ、なんだかつまらない市場になったなと思うんですよね。そういう人に限って、大幅高した仮想通貨関連を買ったりするんですが、「トランプ氏を信じるから仮想通貨」という感じで、自分はちょっと違和感を感じます。
まあ、こうした矛盾の多い市場は意外に強くなることが多いですし、資金が豊富なので煽ったり、人気者になって商売が成り立つというのもあります。買っていないから買いたいと思うし、下がった時に何か買うものはないかと考える人に向けて、情報発信がしやすいんですよね。そんな流れが見えてきたんですが、今晩何か良い感じがないと、だんだん握力もなくなってきてしまうので、それが嫌なんですよね。
なんというか、非常に息苦しい、蒸し暑い市場で、何か工夫すれば変化がある気がしますよね。何かが足りないと思うのですが、一番足りないのは注意力のような気がします。いや、後場を見たらどうかと思っても、今日はもう少し下があると思った人が多いと思いますよね。意外に頑張ったという気がしますね。朝の値段を下回った主力株は少なかったですね。
9503関西電力、7203トヨタ、6506安川電機