銘柄記録5月25日:今週の市場の見方

5/25備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)

3197 すかいらーくは、グループ全体で約3,000店舗を展開するファミリーレストラン大手で、「ガスト」や「バーミヤン」をはじめ、さまざまな業態を展開しています。2025年12月期の会社計画では、売上高が4,450億円となり過去最高を記録する見込みです。営業利益は前年比+3.4%の250億円を計画しており、1-3月期(1Q)の既存店の客数は前年比+2.2%、客単価は同+7.4%となりました。値上げを進めつつも、客離れを防ぎ順調に業績を伸ばしていることが伺えます。比較的安定した好業績株と言えるでしょう。

3397 トリドールHDは、讃岐うどん専門店「丸亀製麺」を中心に国内外で店舗展開を行っており、ラーメン店「ずんどう屋」やカフェ「コナズ珈琲」なども展開しています。2025年3月期の営業利益は、前年比-23.8%の86.7億円となる見込み(5月15日発表)。これは、海外店舗やのれんの減損損失が影響した結果ですが、売上収益および事業利益は過去最高となりました。今後は不採算店舗の閉鎖や効率化が進む中で、原材料の安さを活かして逆張りの投資戦略が可能となるかもしれません。

4263 サスメドは、疾病に対する運動療法やリハビリをサポートするアプリを展開している企業です。塩のご成約と販売提携している点が特徴的です。決算は赤字が続いていますが、使い方や医師からの推奨が進めば、今後は改善の兆しが見える可能性があります。病院が患者にこのアプリを斡旋するシステムが確立すれば、大きな変化が起こるかもしれません。また、月経前症候群治療アプリでマイルストーンを獲得するなど、生成AI技術の進展によって患者が使いやすくなる可能性があるため、今後の展開に注目です。

6538 ディスラプターズは、求人情報と賃貸不動産の集約サイトを運営する企業です。賃貸不動産の事業は横ばいですが、求人情報の分野では営業活動が功を奏し、成長しています。のれん代などの負担が解消され、前期は好決算となりました。今期も人材不足から大きく伸びることが予想されています。事業部の集約が課題であり、より効率的に生産性を高めるためには資金が必要となります。しかし、IT技術者の不足を補い、逆に単純なアルバイトなどの募集が活況を呈しており、今後の変化に注目したい企業です。