銘柄記録5月27日:今日の市場の見方

5/27備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)

1948 弘電社は、早く回転しようとせず、買い場をじっくり探すくらいの気持ちで見るのが良いかと思います。三菱系の設備工事業者で、三菱依存度は30%と微妙なところですが、施工効率が進み、収益は増益しています。再生エネルギー関連の案件も多く、PER9倍、PBR0.85倍という評価は、安いと思います。データセンターの案件や、最近注目されているTOB候補としても動いているため、早く動こうと投げ売りが出た時は、逆にチャンスかもしれません。

3984 ユーザーローカルは、最近良く上がってきました。以前話した際に着目した内需型ビッグデータ活用関連で、ビッグデータを生成AIを使って具体的に活用する流れが、今主流となってきています。この進展が企業にとって大きな意味を持ち、研究にも生かされるので、同社は非常に良い成長をしています。

7908 きもとは、もう少し評価されても良いと思います。スマホやデジタル家電のタッチパネル用のハードコートフィルムで最大手企業で、好採算の遮光や粘着フィルムが好調に推移しています。再増額の決算が出たものの、今期の数字が悪いと言われていますが、実際はそこまで悪くないと思います。関税問題なども考慮した上で、この水準なら、今後の関税の動向次第で株価は変わると考えています。小型半導体まで手を広げているため、こうした位置にある株式は注目しておきたいと思います。

9450 ファイバーゲートは、商業施設向けのWi-Fiサービスを提供する企業です。今やWi-Fiは当たり前となっており、外国人が多く訪れるホテルなどで大きく伸びていました。しかし、今期は一巡して思わぬ減益となっています。都心マンションの建設が減少し、補助金などの影響で難しい展開が続いています。ただ、その分が下限となり、前期の数字に近い結果が出ており、売り上げが上がっていることから、価格転嫁に向かう可能性はあると思われます。