波乱(7/2朝の講義)

「1日の日経平均はー502円の3万9986円となり6営業日ぶり反落。米国株式市場はまちまち。ダウ平均は400.17ドル高の44494.94ドル、ナスダックは166.84ポイント安の20202.89で取引を終了した。」

ここまでは予想通りの展開と言えます。ただ、NY市場を見ても資金は強く、物色の流れが変わりつつあります。非常に難しいのは、日本株が横に広がらず、やはり内需型の好決算企業に向かっている点です。半導体関連の強さから少し動きが広がったりもしましたが、先週下がった固定価格販売の小売は、流行っている店に向かってきています。

結局のところ、関税問題前に逃げ場を作り、その後投げさせた関税問題が有利な方向に向かい、比較的軽微な結果に落ち着いたと思います。こうした見方ができるようになったら、下がっても市場は正常化し、調整で済むかもしれません。意外にグロース株が下がり過ぎていて、狙えるかもしれないとも思っています。

こうした時は焦ってミスをしやすいので、少し難しい流れになりますが、冷静に「何が読みやすいか」を考え、2月決算を既に終えた企業で好業績なのに安くなっている株を探すのが良いかもしれません。あまりにも暑いので、サマーラリーが先に来たのかもしれませんね。

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