ポジティブ(7/8お昼の講義)
関税賦課は「25%が上限」とのことで、市場は非常にポジティブな反応です。トランプ大統領が話していた「24%から30%以上の関税」と比べて低い水準になりそうということで、交渉次第では「15~20%になるかも」という見方が広がってきて、そこからの反発につながりました。
今日は、大引けにETF分配金捻出の売りがあるので伸びきれませんでしたが、それを乗り越えたら「4万円」なんていう展開もあり得る流れでした。ただ、10日にも売り需要があるので、そこは難しいという感覚もあります。ただ、そういう流れを考えてみると、前場の引けの上げを見ても「つよぴ市場」と言えそうです。
物色の展開が非常にややこしい流れになっていて、「買えないところからしか来ない」んですよね。だから、指数を選ぶ人が多くなっていて、高額な資金が必要な価格のものが多い。一方で、比較的買いやすい大型株はなかなか動かないという印象です。さらに、材料株にしても「ここからは未知数」というものが多くて、強い市場ではあるけれど、全員参加にはなっていない…という感じなんですよね。
ただ、そうは言っても電線系は横に広がってきてますし、中堅造船なんかも難しい局面は越えてきました。だから、結果的に日経平均が上がる流れになってきています。そう考えると、ちょっと自分が月曜に書いたような展開も、考えていかなくてはならないような感じになっていますよね。先は分からないけど、「網一丁攻めれる」みたいな流れ。
まあ、そううまくいくかどうかは分かりませんが、言えることは、その代償で下がっている株式もあるということ。自分としては、そっちのほうに興味がありますね。
5216倉元製作所、287A黒田グループ、4592サンバイオ