銘柄記録7月17日:今日の市場の見方
7/17備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)
2493 イーサポートリンクは生鮮青果物業界向けに物流システムを開発している企業で、イオングループ向けの案件を一手に引き受けていると言われています。農業支援事業も展開しています。最近では野菜価格の高騰などが影響して業績は一時的に悪化しましたが、仮に選挙で保守勢力が後退した場合、食料品への消費税減税が現実味を帯びる可能性もあります。そうなると、物流システムの見直しや需要の変化なども含めて、一定の注目はしておきたい銘柄かもしれません。
7698 アイスコはアイスや冷凍食品を主力とし、神奈川を中心に生鮮品に強いスーパーも展開している企業です。今年の猛暑も「終わった」わけではなく「中休み」と見るならば、再度の気温上昇が販売にプラスになる可能性もあります。仕入れコストや人件費の上昇で負担はあるものの、仮に消費税減税が実施されるとなれば、生鮮食料品の構成比が高い同社のスーパーには一定の恩恵があるかもしれません。配当面にも注目しておきたい企業です。
6016 ジャパンエンジンコーポレーションは船舶用ディーゼルエンジン専業の企業で、かつての神戸発動機の流れを汲んでいます。足元では新エネルギー対応のテスト工程に入っており、生産量は一時的に減少していますが、中国からの需要は堅調のようです。生産増加によるロイヤリティ収入や交付金の支えもあり、経常利益は拡大傾向と見られています。今後、脱炭素型エンジンの需要が本格化するタイミングを見据え、現在の揉み合い局面も注視しておきたいところです。
4011 ヘッドウォータースはAIを活用した業務支援ソリューションを手がけており、開発から保守、運用までを担う企業です。これまでのDX支援からAIへの移行が進む中、単価の高い案件が増え、引き合いは堅調と見られます。特に内需型AI関連企業としての認知度が高まりつつあり、マイクロソフトとのアライアンスによる取り組みも、今後の展開において鍵を握る可能性があります。